
小児においては、予防接種により防ぐことが可能な感染症が少なくはなく、予防接種の流布により遭遇することが少なくなった感染症も多くあります。かつて流行のみられた「はしか」を目にすることはほとんどなく、インフルエンザ桿菌・肺炎球菌の予防ワクチンの定期接種化のおかげで小児の髄膜炎に遭遇することも少なくなっております。また2020年より定期接種化となったロタウィルス予防ワクチンのおかげで、ロタウィルス感染に罹患し、脱水や胃腸炎関連痙攣で受診するお子様についても目に見えて減少していると考えます。
当院においても地域のお子様の予防接種を積極的に行い、防ぎうる疾患を予防していくことに努めております。
基礎疾患を有するお子様の予防接種についても、主治医の承諾は必要ですが、積極的に対応をしておりますのでお気軽にご相談ください。

小児科副部長
田口 周馬
予防接種の予約については、お電話にて予約を取っていただくことが可能ですが、これまでの接種歴の把握が曖昧な場合などは、平日午前の小児科一般外来を一度受診いただくようお願いいたします。また海外へ渡航するにあたり、接種すべき予防接種の確認なども平日午前の小児科一般外来の受診をお願いいたします。
海外への渡航にあたり、予防接種証明が必要な場合も申し出ていただければ適宜対応を行っております。
平日午後2-4時 病院代表番号:0748-62-0234 ただし医師が他患者への対応などで即座に対応が難しい場合は、折り返しこちらからご連絡させていただくか、患者さんよりかけ直していただくことをお願いする場合がございますのでご了承ください。
当院における予防接種について、0歳のお子さんのワクチン、心臓疾患などの基礎疾患を有するお子さんのワクチンを優先的に考えております。お問い合わせ間近の日程を希望の場合は、予約枠がいっぱいでご希望に添えない場合がございます。予約希望日は数ヶ月のゆとりを持って検討いただきますようお願いいたします。
また生後まもなくのお子さんの場合は、定期接種のワクチン(皆さん打ちましょうという公費負担のワクチン)の中で、ロタウイルスワクチンは生後14週6日までに接種を始めることが好ましいとされています。予約枠確保のため、1ヶ月程度のゆとりを持って、予約問い合わせをお願いいたします(1ヶ月健診ころには予約いただけると幸いです)。
・定期の予防接種については、お子様の住民票住所が甲賀もしくは湖南市以外の方の場合、予防接種費用の負担方法について、お子様の住民票のある保健センターに当院で接種予定である旨を事前に御確認ください。(未確認のうえ接種に来られた場合、当日接種出来ないもしくは全額自費となる場合がございます)
・当日ご両親以外の保護者の方がお子様を連れてこられる際には委任状が必要となります。市役所ホームページなどから書式を入手することも出来ますので、よろしくお願いいたします。
・発熱や痙攣などまもなくの接種は行っておりませんので、予約日直前(特に1週間以内)に体調を崩された際には予約変更のお電話をお願いいたします。軽い咳や鼻水症状くらいであれば、予約当日の診察で問題なければ基本的には接種可能なため、一度ご来院いただければと考えます。
①5種混合ワクチン(Hib+DPTP)
すでにインフルエンザ桿菌ワクチン(Hib)、四種混合ワクチン(DPTP)を接種しているお子さんでは適応ができません。また当院では商品名:クイントバックを使用しております。他の5種混合ワクチン製品を接種している場合は、当院での5種混合ワクチン接種に限り受け入れができません。ご了承ください。
②インフルエンザ桿菌ワクチン(Hib)
③四種混合(DPTP:ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)
④肺炎球菌ワクチン(PCV)
⑤B型肝炎ワクチン(HBV)
⑥ロタウイルスワクチン
当院では商品名:ロタリックスを使用しております。他のロタウイルスワクチン製品を接種している場合は、当院でのロタウイルスワクチンに限り受け入れができません。ご了承ください。
⑦BCG
⑧麻しん風疹ワクチン(MR)
⑨水痘ワクチン(VZV)
⑩日本脳炎ワクチン
⑪二種混合ワクチン(DT)

* 当院では、現在①5種混合ワクチンと④肺炎球菌ワクチンについては、大腿部(太もも部分)への筋肉注射を採用しております。皮下注射希望の場合は、申し出をお願いします。
* 女児に対する定期の子宮頸がんワクチンについては、産婦人科へご相談ください。
* RSウィルスに対する予防として、2024年6月より当院に組み換えRSウィルスワクチン(商品名:アブリスボ)が採用となっております。アブリスボは妊娠24~36週の母体へ接種をする薬剤です。母体へ接種することで、母体でRSウイルスに対する抗体価を高め、生まれてくる児へRSウイルスに対する免疫能力を移行させることが狙いとなっております。現在は自費の予防接種となっておりますが、希望がある場合は産婦人科へご相談ください。
① おたふくかぜワクチン(流行性耳下腺炎・ムンプス)
② 季節性インフルエンザウイルスワクチン
③ 破傷風ワクチン
④ 狂犬病ワクチン
⑤ A型肝炎ワクチン
⑥ 男児に対する子宮頸がんワクチン
任意接種ワクチンはいずれも有料となります。料金は医療機関によって異なるため料金を確認のうえご予約ください。
* 男児に対する子宮頸がんワクチンについて
ヒトパピローマウイルス(HPV)感染を防ぐHPVワクチンの1つである「ガーダシル®」のみ男性接種の適応があります。現時点では、ガーダシル®の男性接種は任意となり全額自費負担となります。
HPVは子宮頸がんの原因となるだけでなく、男性もかかる中咽頭がん、肛門がん、陰茎がんなどの原因にもなります。そのため、世界では男性にも公費接種が行われている国も少なくありません。日本では、これまでは子宮頸がんへの感染を防ぐ目的で日本では女性のみが接種対象となっていましたが、男性へ接種対象が拡大されております。
性的な行為でうつし合うことがわかっていますので、9歳以上で、かつ、初めての性行為の前に接種することが効果的と考えられます。上記のように男性のがんの予防のみならず、女性へのHPV感染予防にも寄与し、女性における子宮頸がん予防への寄与も期待できるものです。
男児に対する接種のご検討・ご相談は一度小児科へ相談をいただければ幸いです。
| 担当医 | 診療日 | 受付時間 |
|---|---|---|
| 担当医 | 毎週火曜日 | 13:30~15:30(予約制) |
DEPARTMENT
診療科・部門のご案内
診療科
専門外来
部門
よくご覧いただくページ
