消化管の入り口である口腔は小さな範囲ですが、多様な疾患を生じる場所です。当院ではこのような疾患に対応するために、歯科・矯正歯科・歯科口腔外科と三科を標ぼうしています。
歯科の二大疾患としてのう蝕と歯周病に対応する歯科、歯並びの問題に対応する矯正歯科、そして埋伏歯抜歯、口腔領域の炎症、腫瘍、外傷、外科的矯正治療などに対応する歯科口腔外科です。顎変形症、顎関節症、インプラントの特殊外来も併設しています。
歯科口腔外科主任部長
蝿庭 秀也
むし歯や歯周病の予防、歯周疾患の改善、全身疾患による副反応への対策を目的に歯科医師の指示のもと歯科衛生士が中心となり、歯の磨き方指導や、歯石除去等の処置、メンテナンス等専門的な口腔機能管理を行います。
2021年4月から、障害者に対する口腔機能管理を中心にしたブラッシング指導日を設けました。個室を使った歯磨き指導や口腔内の清掃を行うことも可能です。
何らかの障害があり、自分では歯磨きが充分にできない小児や成人に対し、歯科衛生士が中心となり口腔の清潔に努め、口腔機能の維持が出来るようサポートします。
むし歯予防のために、歯の磨き方指導やフッ素塗布を行います。 歯の治療が怖い小児の場合は、少しずつ慣れるトレーニングを行います。
むし歯予防だけでなく、歯肉炎の予防を意識した指導を行い、ご家族への指導も行います。
一生自分の歯で食事が摂れることの大切さを、幼少期から知らせることで、8020運動に繋がっています。
歯石除去や歯磨き指導、歯周病の治療を徹底し、定期的な歯科受診で、セルフケアの重要性を指導します。
低体重児出産予防のために、歯周病の改善を目指し、歯磨き習慣を充実させるよう指導や歯石除去を行います。
歯磨き指導や、歯石除去等を行う事で、誤嚥性肺炎の予防にも繋がります。口腔乾燥症への対応もしています。セルフケア困難な場合には、口腔のケアを行い、通院が困難な状態になれば、居宅へ訪問して専門的な口腔ケアを行います。
(歯科保健センターはこちら)
歯周病菌との関連があるため、徹底的な歯周病対策を行います。よく噛んで食べる事が大切となり、噛める口になるよう、歯の治療や定期的なケアの受診を促し、セルフケア指導もしています。
2人に1人ががんにかかるといわれる時代になり、がん治療中もお口の環境を整えておく必要があります。そこで、手術前や手術後、頭頸部放射線治療中、抗がん剤による治療中(化学療法)のお口の変化に合ったケアをします。(周術期口腔機能管理)
年齢や疾病などに応じ、その人の身体の状態に合った歯の磨き方だけでなく、歯ブラシや歯間ブラシの選定や歯磨剤、舌ブラシ、口腔保湿剤等の使い方も指導することで、より健康な状態を目指しています。
自分の口に合った歯の磨き方を身に付けると、色々な病気の予防になります。
上手な歯磨きで、むし歯予防や歯周病の改善と予防を始めましょう。
担当医 | 診療日 | 受付時間 |
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毎週火曜日 | 午前・午後(予約制) |
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