子宮頚がんは、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が主な原因と言われています。
数多くあるがんの中でも、特にがん検診によって早期発見が出来ることが知られており、また子宮頚がんワクチンによって予防が出来るがんでもあります。世界では、子宮頸がんワクチンの普及により子宮頸がんになる方は年々減少していますが、日本では子宮頸がん検診が受けられるにもかかわらず受診する方が少なく、また子宮頸がんワクチンを受ける方も少ないためなかなか減少しません。この機会に子宮頸がん検診、ワクチンを検討してみてはいかがでしょう。
当院では、甲賀市、湖南市、日野町、竜王町をはじめ、滋賀県の市・町が実施している子宮頚がん健診をおこなっています。健診は毎週木曜日の13時30分から14時で予約制になっておりますので、ご予約の上お越しください。
また、子宮頚がんワクチンについては、公費助成対象のサーバリックス(2価ワクチン)、ガーダシル(4価ワクチン)に加えてシルガード9の接種もおこなっています。中学生・高校生に対する公費助成の接種も対応しています。こちらも予約制になっておりますので、毎週木曜日の14時の御予約をお願いいたします。
外来通院中の方に関しては外来担当医にご相談ください。
子宮頚がん健診については、産婦人科の外来担当医師が担当します。
子宮頚がんワクチンについては、産婦人科医師の説明を聞いて、納得していただいたうえで接種をおこないます。接種は3回必要です。
・市町の委託を受けた子宮頚がん検診の詳細につきましてはこちらからご覧いただけます。(健診サイトはコチラ)
9種類のHPV型(ヒトパピローマウイルスの種類)に効果がある9価ワクチンが2021年2、日本国内でも発売されました。こちらのワクチンは公費助成対応はされていませんが、海外で多くの国が使用している今までより予防効果の高いワクチンになります。当院でもこのワクチン(シルガード9)の接種が可能になりました(予約制です)。
また、4価ワクチン(ガーダシル)は尖圭コンジローマの原因となるウイルス型にも予防効果があり、男性にも接種可能となりました。子宮頸がんを減らすために、男性の方も子宮頸がんワクチンの接種をご検討ください。
高橋 真理子
役職
非常勤医師
卒業年
2005年
専門分野
女性医学
産科
婦人科全般
資格(認定医、専門医、指導医など)
日本産科婦人科学会専門医
日本女性医学会女性ヘルスケア専門医
母体保護法指定医
診療日 | 受付時間 | |
---|---|---|
市・町のがん検診 | 毎週木曜日 | 13:30~14:00(予約制) |
子宮頸がんワクチン | 毎週木曜日 | 14:00~ |
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