腎臓病外来(紹介)では、腎臓内科医全員で診察できるように木曜日に固定して設定しております。また初診時に余裕をもって診察できるように、長めの時間設定をしておりますので、 是非ご利用ください。
なお、ネフローゼ症候群や急性腎不全にて早急な受診が必要な場合は、地域連携部を通じてご連絡いただければ対応致しますのでご遠慮なくご相談ください。
はじめに、CKD(慢性腎臓病)という言葉は広く認知されてきましたが、CKDは腎障害や腎機能低下が持続する疾患の総称で、進行すると末期腎不全に至り、腎代替療法が必要になるだけでなく、心筋梗塞や脳卒中、心不全や死亡のリスクが上昇するため、早期からの介入が必要と言われています。
日本では、2016年末の時点で既に約33万人が維持透析療法を受け、CKD患者数は約1,330万人と推計され、成人の約8人に1人はCKDと言われています。
CKDの原因にはIgA腎症や多発性囊胞腎などの疾患が含まれ、腎臓専門医による専門医療機関での治療も必要となります。
一方、CKDの発症には加齢に伴う腎機能低下や生活習慣病も関与しており、日常診療を担うかかりつけ医との連携も必要となります。(※3)
ぜひ、CKDが疑わしい場合・連携パスを用いて併診していく場合などは、当外来の受診をご検討ください。
慢性糸球体腎炎・ネフローゼ症候群・急性腎不全の診断治療とともにCKD(慢性腎臓病)の管理や末期腎不全における腎代替療法(血液透析・腹膜透析・腎移植)選択に対する相談・透析療法の導入・維持を行っております。
①健康診断にて初めて腎機能障害・蛋白尿を中心とした尿検査異常を指摘された方の二次精査
②CKDでフォロー中の方に教育入院を希望される場合、増悪したため現状の再評価をしたい場合、腎代替療法を検討すべき時、連携して診療していく場合
③多発性嚢胞腎に対しトルバプタンの導入を検討したい場合
④急な蛋白尿の増悪や腎機能の悪化を認めた場合
など、この外来枠にてご紹介ください。
※1 CKD教育入院は、水曜日入院・火曜日退院の1週間のプランです。
下記をご参照ください。
※2 腎生検入院は、火曜日入院・木曜日腎生検・土曜日退院の5日間のプランです。
※3 連携パス手帳(情報伝達のための手帳)を用いて連携して診療を行います。
武田 尚子
役職
腎臓内科部長
人工透析部長
卒業年
2005年
専門分野
腎疾患(慢性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、慢性腎臓病、慢性腎不全など)、糖尿病、透析療法(血液透析、腹膜透析、その他の血液浄化法)
資格(認定医、専門医、指導医など)
日本内科学会認定内科医
日本内科学会総合内科専門医
日本腎臓学会腎臓専門医・指導医
日本透析医学会透析専門医・指導医
(その他)
医学博士
滋賀医科大学非常勤講師
指導医養成講習会受講済
日本静脈経腸栄養学会TNT研修修了済
腎臓リハビリテーション学会代議員
髙木 彩乃
役職
腎臓内科副部長、集中治療副部長
卒業年
2007年
専門分野
腎疾患(慢性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、慢性腎臓病、慢性腎不全など)、透析療法(血液透析、腹膜透析、その他の血液浄化法)
資格(認定医、専門医、指導医など)
日本内科学会認定内科医
日本内科学会総合内科専門医
日本腎臓学会腎臓専門医・指導医
日本透析医学会専門医・指導医
(その他)
医学博士
日本静脈経腸栄養学会TNT研修修了
指導医養成講習会受講済
緩和ケア研修会修了
藤野 隆弘
役職
内科医員
卒業年
2016年
専門分野
腎疾患、糖尿病・透析療法
資格(認定医、専門医、指導医など)
日本内科学会内科専門医
日本腎臓学会腎臓専門医
日本糖尿病学会糖尿病専門医
(その他)
産業医
滋賀県緩和ケア研修会修了
JMECC修了
担当医 | 診療日 | 受付時間 |
---|---|---|
武田 髙木 信田 藤野 |
毎週木曜日 | 11:00~12:00(紹介予約制(5名のみ)) |
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