脳神経外科部長 初田直樹
当院は地域の中核病院として機能できるよう、脳神経外科も2022年4月から新たな体制をとり、一般外来診療に加え、救急患者さんの受け入れを積極的に行っております。
特に急がれる脳卒中急性期、外傷には救急対応し、当院で治療が完結できる体制をとっております。脳卒中に関しては脳神経内科と連携を行って外科治療・血管内治療を円滑に施行できる体制をとっています。脳血管障害、外傷のみならず、脳腫瘍、脊椎・脊髄、水頭症、機能外科など脳神経外科領域の治療を行っております。外科的な治療ばかりではありませんので、安心してご相談ください。
2018年12月に可決されました脳卒中対策基本法に定められている一時脳卒中センター(PSC: primary stroke center)の要件にある24時間週7日対応できる施設であり、超急性期あるいは急性期の治療を行っております。
超急性期脳梗塞の対応については脳神経内科とも連携し、tPAの治療が可能かどうか、血管内治療による血栓回収療法が可能かどうかを即時的に検討した上で治療を行っております。 勿論、くも膜下出血や脳出血、頭部外傷においても、外科的な治療、血管内治療を含めて対応しております。 外来診療におきましては脳神経外科一般の診療を行っております。待機的に行える治療に関しましては充分に説明し、納得いただいた上で治療を行っております。
上記の超急性期、急性期および慢性期の様々な脳外科疾患に対応して治療を進めてまいります。
外科的治療になる可能性の高い疾患として脳卒中一般(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)、未破裂脳動脈瘤、頸動脈狭窄症、脳腫瘍、水頭症、脊髄・脊椎疾患、頭部外傷、そして三叉神経痛や顔面けいれんなどの機能的な疾患の診療を行っています。状態や希望に応じて内科的な治療を行いながら経過を追っていくこともあり、手術加療ばかりを提示するわけではありません。
また、手術加療は外科治療ばかりではなく、血管内治療も行っており、それぞれの利点や欠点を説明し、適合する治療を提示し、納得いただける治療を行っております。脳腫瘍におきましては、腫瘍組織によって放射線治療を行う必要が生じた場合、当院放射線治療科と連携して治療を行います。
初田 直樹
役職
副院長
脳神経外科部長、集中治療部長、救急医療統括部長
卒業年
1990年
専門分野
脳血管障害、脳外科一般
資格(認定医、専門医、指導医など)
日本脳神経外科学会専門医(指導医)
日本脳神経血管内治療学会専門医
日本脳卒中学会専門医
日本脳卒中の外科学会技術指導医
日本神経内視鏡学会技術認定医
(その他)
滋賀医科大学非常勤講師
石田 正平
役職
脳神経外科医員
卒業年
2019年
専門分野
脳神経外科学一般
資格(認定医、専門医、指導医など)
滋賀県緩和ケア研修会修了
JATECコース修了
アルコール依存症臨床医等研修修了
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