
手術は病気やケガを治療するため行われますが、手術室では1つ1つの手術を安全かつ的確に行うため、様々の対策を行っています。
たとえば診療科や手術術式によって器械や機材、縫合糸などの消耗品も異なるため、型番やサイズに適合したものを選び、滅菌したうえで個々の手術に合わせて適正な器械セットとして組み上げます。数多くの手術が行われるため、過不足ないよう物品の備蓄管理も大切です。
甲賀病院は緊急手術も多く、また複数の手術室で同時に手術が行われるため、刻々と変化する状況に対して、関わる人やスケジュールを調整して安全な運行に努めています。
(このために手術室入室時刻を変更させて頂く場合があります)
1つ1つの手術で看護師は患者さんにつきそい、危機的状況の予防や対応にあたるとともに、清浄な手術室の環境構築、停電・火災など各種非常事態への対応に備えています。
手術室は多くの人手が関わって、これらの“常に安全を築く”体制構築を紹介します。
1、手術担当科医師:手術の実施
2、麻酔科医師:手術中の心臓や血圧などの安全管理
3、手術室看護師:患者さんを安静・安楽にさせ、安全で的確な手術を行うための器財や資材の配置や準備、感染対策
4、事務系職員:各種文書管理(個人情報、医事請求)、手術関連の物品の管理
5、臨床工学科:医療機器の安全管理
6、薬剤部:さまざまの薬品管理
7、臨床検査部:一般検査、病理、輸血関連
8、ボイラー室:手術各室の清浄化や温度・湿度の空調管理、非常電源含むライフライン保守
9、看護助手:各手術後の清掃、廃棄処理
ご本人と手術内容、書類に間違いない事を確認するため、入口と手術を行う各部屋でお名前を確認します。
手術を行う部屋でベッドに移られた後、手術中の身体の安全監視のために血圧や心電図をつけます。
そして、麻酔、手術という流れになりますが、詳細は各科の説明をご参照下さい。
2024年1月より HINOTORI 導入。外科、泌尿器科で手術開始。
患者さんの身体にかかる負担がより少ない、小さなキズで行われる腹腔鏡や胸腔鏡といった手術用の高精度カメラシステム。
脳神経外科や脊椎外科で精細な視野を得られる顕微鏡システム。
術後痛対策の硬膜外麻酔や神経ブロック。
さまざまの器械を配備していますが、なにより申しあげたいのは、“手術は一人一人が受けられますが、決して独りぼっちにさせない”気持ちで常に患者さんに向き合う看護スタッフがいる事です。
手術は、ご本人はもとより、ご家族にとっても心配される事と考えていますが、私たちは患者さんご自身の「自分の健康を守り、自分自身を治してやる」というお気持ちを大切にし、一緒に手術を乗り越える気持ちで臨みたい思っています。
廣瀬 俊郎
役職
麻酔科主任部長、手術部副部長
卒業年
1994年
専門分野
様々な子供の麻酔、全身麻酔、硬膜外麻酔
資格(認定医、専門医、指導医など)
麻酔科標榜医(厚生労働省)
日本麻酔科学会認定医
日本専門医機構認定麻酔科専門医
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