当院は相対的無輸血の方針です。
なるべく無輸血で治療を行う努力はしますが、輸血なしでは救命できないあるいは重大な障害が残りうると判断した場合には輸血を行います。
絶対的無輸血の方針は採りません。
絶対的無輸血(輸血なしでは救命できない或いは重大な障害が残りうると判断される事態に至った場合でも輸血を行わない)を希望される場合には、それに対応できる他の医療機関への転院をお勧めします。
相対的無輸血についての説明を受けたうえで当院での治療を選択された場合、輸血が必要と判断される事態が発生した時には、輸血同意書への署名がまだ得られていなくても輸血を実施致します。
救急搬送された場合や院内での予期しない急変の場合など、時間的余裕がなく絶対的無輸血に対応する医療機関への転院が不可能であり、かつ輸血が必要と判断される場合には輸血を行います。
「絶対的無輸血治療」への同意文書には署名致しません。また輸血拒否に関する免責証明書は受理致しません。
患者さんの意思を尊重し、たとえいかなる事態になっても輸血をしないという立場、考え方。
なるべく無輸血治療の努力はするが、「輸血以外に救命手段がない」、あるいは「輸血を行わないと重大な障害が残りうる」と判断される事態が生じた場合には輸血を行うという立場、考え方。
2022年2月10日
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