年間約8万人が肺がんを患い約7万人程度が死亡する、悪性疾患の中で最も死亡数が多い疾患です。胸部CT検査などで肺がんが疑われた場合は、超音波気管支内視鏡検査やCTガイド下生検などを行い診断します。治療方針は、肺癌の種類や病期の進行程度により変わります。そのため呼吸器外科医や放射線科医と連携して、最新のガイドラインに沿った治療を展開しております。
また肺がんの薬物療法は、近年様々な薬剤が登場しています。代表的な薬剤として、オプジーボ®などの免疫チェックポイント阻害剤やEGFR-TKIなどの分子標的薬です。個人個人の肺がんのタイプを調べ、タイプにあった治療薬を選択して治療を行うことで、より有効に病状の改善が得られます。そのためには、しっかりとがんから細胞を採取して検査を行うことが必要です。当科では、呼吸器外科や放射線科など各科と連携して対応をしています。
肺がんで抗がん剤治療を行う場合、初回の治療は入院にて行わせていただいております。2回目以降の治療は、1回目の副作用の様子などを勘案しながら多くの患者さんが外来化学療法室での外来治療を受けておられます。
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