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DEPARTMENT消化管疾患

消化管疾患

近年消化器癌だけではなく、あらゆる癌に対して早期発見、早期治療の重要性が言われています。当院でも早期消化管癌の早期発見を目指し、日々多くの胃カメラ、大腸カメラを実施しています。発見された癌に対しカンファレンスを行い、個々の症例を検討する事で治療方針を決定します。内視鏡治療の困難な消化器癌に関しては、術前の検査を行い手術可能であれば外科へ紹介し、手術困難と判断されれば化学療法、放射線治療等を実施しております。内視鏡治療が可能と判断した症例に関しては、当科にて患者さんへの負担の少ない内視鏡治療を実施しております。また新たに炎症性腸疾患にもさらに対応できるように体制を整えております。

早期食道がん

早期食道がんは無症状であることが多く、病変の早期発見のためには上部消化管内視鏡検査が大変重要です。当院では通常内視鏡観察に加えて内視鏡画像強調システム(NBI:narrow band imaging)を用いた拡大内視鏡観察(経口カメラのみ)やルゴール染色を用いた病変の早期発見に努めております。早期食道がん病変に対しては、治療適応と判断されれば内視鏡治療であるESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)を施行しています。

早期胃癌

ガイドラインでは「2cm以下で潰瘍のない分化型粘膜内がん」が内視鏡治療の適応内病変となりますが、適応拡大病変として「2cm以上で潰瘍のない分化型、粘膜内がん」・「3cm 以下で潰瘍のある分化型、粘膜内がん」・「2cm 以下で潰瘍のない未分化型、粘膜内がん」は内視鏡治療(ESD)を施行しています。

早期大腸癌、大腸ポリープ

近年大腸ポリープ・がん病変の頻度は増加しています。早期発見のためには大腸内視鏡検査が重要です。通常のポリープで小さければ日帰り、大きいものであれば1泊2日の入院で、内視鏡治療(EMR/ポリペクトミー)を行っています。LST(側方発育型腫瘍)を含めた大きな病変に対しては拡大内視鏡観察を併用することで内視鏡治療の適応を十分に見極め上で、内視鏡治療(ESD/EMR)を施行しています。

*ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術) 内視鏡的に使用可能な高周波ナイフを用いて粘膜下層レベルで病変を剥がし取る治療手技です。大きな病変であっても病変を一括切除することができるため、内視鏡治療によりがんの治癒が得られているか、追加治療の必要性がないか正確な病理診断を得ることが可能となります。

炎症性腸疾患

一般には潰瘍性大腸炎とクローン病の2つの病気の事を指します。現在有病率は急激に増加しており、病気の程度により特定疾患に指定され医療費が補助されています。腸の炎症が主体の病気であり、大腸カメラや小腸カメラにて診断します。治療は近年新しい治療方法が多く開発されており、当院でも対応できるようにしております。

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