結核やO-157、インフルエンザや新型コロナウイルスといったら皆さん聞きなじみのある病原体ではないでしょうか。私たちはこういった細菌やウイルスなどの目には見えない病気の原因を探す検査を行っています。
肺炎や下痢、膿瘍などの症状のある患者さんの検体から培養検査や迅速検査キット、PCRなどの遺伝子検査を用いて病原微生物を特定し、それらに効く薬を同定します。
鼻腔/咽頭ぬぐい液や尿、便などの検体を用いて30分程度で感染の有無を検査します。
例:インフルエンザウイルス、ノロウイルス、マイコプラズマ、肺炎球菌
提出された材料をスライドガラスに塗り付けて染色します。これを顕微鏡で見ることでどのような細菌がいるのか、また白血球の量などを見て感染があるかどうかを調べます。
提出された材料を寒天培地などに塗り付けて菌を発育させます。生えてきたものから病原菌を選んで同定(菌の種類、名前を調べる)検査と、薬剤感受性検査(どの抗生物質が効くかを調べる)をします。
病原性大腸菌やサルモネラ菌、赤痢菌などの食中毒菌が検出された場合に血清型を調べます。有名なものに病原性大腸菌のO-157があります。
PCR法やLAMP法といった遺伝子増幅技術を用いて遺伝子の有無を検査することで感染の有無を調べます。例:SARS
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