安全かつ適正な輸血療法を目指して、以下の検査の多くを自動分析機で検査しております。
輸血で最も重要視される検査が血液型検査です。ABO式(A・B・O・AB型)、Rh式(Rh+・Rh-)血液型を入院時や術前検査・妊婦健診などスムーズかつ安全な輸血を目指して検査しております。
患者さんの過去の輸血や妊娠などがきっかけで、血清中に生じる可能性がある赤血球に対する抗体(不規則抗体)の有無を調べるものです。不規則抗体が見つかった場合は、その抗体に適合した血液を輸血します。
輸血をする前に、患者さんの血液と、血液センターより供給された輸血用血液製剤を混ぜ、その反応を確認します。ここで凝集や溶血などの反応が認められないものを適合する輸血用血液とみなし、輸血します。
手術に際して大量の出血が予測される患者さんに対しては、副作用などのリスクが非常に低い「自己血輸血」も行っております。これは事前に患者さんから採血し、いざという時のために保管し、輸血するものです。自己血の保存期間は35日間となっており、中央処置採血室で採血します。輸血前に本人確認のために検査しています。
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