呼吸機能検査

呼吸機能検査とは、肺の大きさや肺への通り道が狭くなっていないかを調べる検査です。
肺や気道の傷害の程度、呼吸困難の原因の鑑別に役立ちます。
努力次第で検査結果に影響がでる検査です。苦しいこともありますが、正確な検査結果を得るために、ご協力をお願いします。なるべく締め付けの少ない服装でお越しください。

検査項目

肺機能検査（一般）

喘息・気管支炎・肺気腫などの肺や気管支の障害の程度を調べたり、手術前に呼吸の状態を評価するための検査です。吸ったり吐いたりした、息(空気)の量を測定します。
所要時間：10～20分程度

肺機能検査（精密）

肺のガス交換障害やガス分布障害など、肺機能検査（一般）よりもさらに詳しい肺の機能的な検査を行ないます。
所要時間：60分程度

お願い
①検査前24時間の禁煙、4時間の禁酒、お食事は２時間前までにおすませください。

気道可逆試験

気管支拡張薬の吸入前と後に検査を行い、肺機能が改善するかを調べます。
所要時間：30～40分程度

呼気NO検査

喘息の診断や治療効果を調べる検査です。
所要時間：5～15分程度

6分間歩行検査

平坦な道を可能な限りの速さで６分間歩いた時の歩行距離・血中酸素濃度・心拍数の変化から、運動耐用能また運動時の低酸素血症の有無を調べる検査です。
所要時間：15～20分程度