今月から当院で手術支援ロボット“ヒノトリ”による手術が始まりました。
今回の第一例目を皮切りに泌尿器科と消化器外科の手術を順次進めていく
予定です。手術支援ロボットは3Dカメラを用いて鮮明かつ拡大機能をもつ三次元での
手術が可能となり、人間の手以上の可動域を持つ3本のアームを用い、狭い
空間でも自由で繊細な手術操作が可能です。また皮膚切開創が小さく、気腹
圧により出血が抑えられる画期的な手術手技といえます。
手術支援ロボットの特性を活かし、患者さんごとに制癌性や術後の生活の質
(QOL)を検討し、よりよい手術を提供してまいります。