入院時食事療養/生活療養(Ⅰ)
当院は、2016(平成28)年1月に「地域医療支援病院」と承認されました。
紹介患者に対する医療提供、医療機器等の共同利用の実施等を通じて、第一線の地域医療を担うかかりつけ医、かかりつけ歯科医等を支援する能力を備え、地域医療の確保を図る病院として相応しい構造設備等を備える病院が、都道府県知事から承認を受けるものです。
開放型病床とは、病院と契約した開業医(開放型病床登録医)に病院のベッドを開放し、入院患者に対して登録医が病院を訪問し、当院の医師と共同で診療を行うための病床のことをいいます。
入院(前)から退院まで一貫した治療をかかりつけ医と病院で受けることができ、退院後も病院と連携してかかりつけ医で安心して治療を受けることができるメリットがあります。
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診療所受診患者さんが、病院の専門外来に受診が必要な場合、診療所(かかりつけ医)からの依頼があれば、優先して予約します。
事前に予約され紹介状を持参した患者さんは、短い待ち時間で診察を受けられ、選定療養費も不要です。 診察結果(返事)を、かかりつけ医に迅速に報告し、効率の良い診療を提供します。 また、当院に受診されたことを、その日のうちに診療所(かかりつけ医)に報告しています。
診療所に無い高度な検査機器(CT・MRI・RI・頸動脈エコー・EEG・上部下部内視鏡検査 等)をかかりつけ医が直接インターネット予約、利用できます。
結果は患者さんに当日持ち帰っていただくか、後日郵送します。 紹介元のかかりつけ医でその結果を見ながら診察をうけることができます。
24時間体制で救急医療を行っています。
連携している診療所の先生をはじめ、地域の医療・介護・福祉従事者の資質向上を目指し、様々なテーマで研修会を企画・開催しています。
開催日 | テーマ |
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平成28年11月24日 | 「在宅医療で役に立つ緩和ケアテクニック」 疼痛管理(麻薬の使用方法など)、麻薬持続皮下注(注入ポンプの取扱)、皮下輸液(点滴)の管理、呼吸苦・倦怠感の緩和ケアなど |
平成29年11月16日 | 「 甲賀圏域でよくある褥瘡のケースとその治療・ケア ~ 基本的なアプローチからやや複雑なところまで ~ 」 ①治療について ②ケアについて |
平成29年12月7日 | 「在宅医療で役に立つ 甲賀地域の健康寿命を延ばす!骨粗しょう症と骨折の予防」 |
平成31年2月7日 | 「慢性呼吸不全を考える 慢性呼吸不全を考える 慢性呼吸不全を考える ~在宅酸素療法を中心に~」 |
令和2年2月6日 | 「地域で支える高齢者糖尿病~多職種連携の重要性 One Team~」 |
令和3年は新型コロナウイルス感染症の影響により開催中止 | |
令和4年1月20日 | 「知っておきたい褥瘡治療のコツ」 (新型コロナウイルス感染症の影響によりWEB開催) |
災害時に多発する重篤救急患者の救命医療を行うための高度診療機能を有し、被災地からの重症傷病者の受け入れ機能を有する病院として、2009年8月、滋賀県知事より甲賀医療圏の「地域災害拠点病院」に指定されています。
当院では災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team 以下「DMAT」)を2隊有しています。DMATとは医師、看護師、業務調整員で構成され、大規模災害などの現場で、急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性を持った医療チームです。
2011年3月 東日本大震災 出動
2018年6月 大阪北部地震 出動
2020年7月 熊本豪雨 出動
がん診療連携拠点病院(決められた要件を満たした厚生労働大臣指定の病院)が無い地域(2次医療圏)に、都道府県の推薦を基に厚生労働大臣が指定した病院です。
地域のがん診療連携拠点病院のグループとして指定され、拠点病院と連携しつつ、専門的ながん医療の提供、相談支援や情報提供などの役割を担う病院のことです。
当院においては、地域がん診療連携拠点病院である滋賀医科大学医学部附属病院とのグループ指定を受けており、下記事項について連携を行っています。
地域の開業医との診療連携協力、がん患者さんやそのご家族に対する相談支援など甲賀圏域がん診療の拠点として質の高い医療の提供に努めてまいります。
がん相談支援センターについてはこちらをご覧ください。
現在、がん関係講演会・研修会は実施しておりません。
(2022年8月25日更新)
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