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診療科・セクション

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循環器内科(循環器病センター)

甲賀病院循環器病センターの特徴

循環器病センターは、より質の高い医療を提供できるよう5人の循環器医で24時間対応できるような体制を整えています。当院は日本心血管インターベンション治療学会の研修関連施設に認定されています。甲賀市の中核病院であるため、急性冠症候群などの緊急カテ対応の割合が多いです。特に急性心筋梗塞は緊急対応が必要となる疾患であり、迅速に心臓カテーテル検査・治療を行い、集中治療部と密に連携を取って対応しています。急性期は心臓カテーテル検査チームを中心に、慢性期は心不全チームを中心に、各部門の垣根を乗り越えチームとして包括的に患者の診療に関わり、安全で高度な医療を提供しています。心臓カテーテルシネ装置は新しいフィリップスバイプレーンが導入されています。従来のシングルプレーンと比較して造影剤の使用量は1/2から2/3に減量可能となりました。さらに被爆も新装置では低減され、従来の1/2から2/3程度の放射線量で検査と治療が出来ます。

甲賀病院の心不全治療の特徴について

日本の高齢化は著しく、今から6年後には2025年問題が迫っております。団塊の世代が後期高齢者となり、5人に1人が75歳以上という超高齢化社会になります。甲賀地区も例外ではなく、高齢者の心不全が爆発的に増加することが予想されます。それを見越して2016年心不全学会から高齢者心不全の治療に関するステイトメントが発表されました。高齢者心不全はありふれた疾患であると同時に癌のように死に至る悪性病態であると宣言しています。入院が必要となるような急性増悪に至らないように、症状の安定しているときからの心不全の管理が重要になります。内服加療などの医療的側面と同様に、患者の生活の場、生活スタイルに軸を置いた介入が必要です。当院では医師だけではなく、心不全認定看護師を含む看護師、管理栄養士、薬剤師、理学療法士等のコメディカルが心不全チームとなり一丸となって対応しております。

心不全チームの活動内容について

心不全チームが発足して5年近くになります。当初はスタッフへの教育が主な活動でしたが、今では週1回の心不全カンファレンスを中心にチームで心不全患者に介入しています。カンファレンスはナースステーションのオープンスペースを使い、日勤の看護師全員が参加出来るようなスタイルを取っています。チームが発足するまでは医師が深く関わることがなかなか出来ませんでした。患者は内服や生活指導はある程度遵守していると考えがちですが、実際に聞き取りをしてみると高齢者になるほどアドヒアランスは悪くなっています。内服も服用しなければ効きません。多職種の介入で、医師には話さなかった様々な情報を引き出すことが出来るようになりました。その情報を共有することで、さらに一歩進んだ介入が可能となってきたと考えます。主治医も気がつかなかったことが増悪の原因になっていることもあり、再入院させないことの取り組みにつながっています。

スタッフ紹介

川嶋 剛史  
副院長
内科統括部長
健診センター長
昭和56年卒業
専門分野 循環器一般
認定医 日本内科学会認定内科医
専門医 日本循環器学会循環器専門医
指導医 日本内科学会指導医
その他 臨床研修プログラム責任者養成講習会受講済
指導医養成講習会受講済
滋賀医科大学クリニカル・インストラクター
日本医師会認定産業医
医学博士
滋賀県緩和ケア研修会修了

 

岡林 旅人  
内科部長
救急医療部長
平成2年卒業
専門分野 循環器内科
その他 日本救急学会認定ICLSコースディレクター
指導医養成講習会受講済
日本DMAT隊員

 

道家 智博  
循環器内科主任部長
集中治療部長
循環器病センター長
平成8年卒業
専門分野 循環器一般、虚血性心疾患
認定医 日本内科学会認定内科医
日本心血管インターベンション治療学会認定医
専門医 日本循環器学会循環器専門医
日本内科学会総合内科専門医
日本心血管インターベンション治療学会心血管カテーテル治療専門医
指導医

日本内科学会指導医
日本循環器学会指導医
日本心血管インターベンション治療学会関連施設代表医

その他 指導医養成講習会受講済
日本医師会認定産業医
薬剤師
医学博士

 

髙山 智行  
循環器内科部長 平成9年卒業
専門分野 循環器一般、虚血性心疾患
認定医

日本内科学会認定内科医
日本心血管インターベンション治療学会認定医

専門医 日本循環器学会循環器専門医
日本内科学会総合内科専門医
日本心血管インターベンション治療学会心血管カテーテル治療専門医
指導医 日本内科学会指導医
その他 医学博士
指導医養成講習会受講済
日本医師会認定産業医

 

神元 宏侑  
内科医員 平成29年卒業
専門分野 循環器内科

診療内容

虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)

心臓は全身に血液を送り出すポンプの働きをしています。その心臓の筋肉に酸素と栄養を送っている血管が冠動脈です。冠動脈は心臓の出口からすぐに分かれて、心臓の周囲から包み込むように走っています。この冠動脈が動脈硬化(アテローム硬化)で狭くなったり、攣縮(スパズム)を起こすことで血液の流れが悪くなり、虚血を引き起こし、胸痛や胸部圧迫感などの症状が現れるのが狭心症です。さらに、アテローム硬化が破けて血管内に露出すると血栓が付着し、血管が詰まると心筋梗塞を起こします。急性心筋梗塞は現在でも20人に1人は致死的になる病気です。

図1. 虚血性心疾患

冠動脈は心臓CTまたは心臓カテーテル検査で調べることが出来ます。心臓カテーテル検査は手首または足の付け根からカテーテル(ストローのような細い管)を挿入し、造影剤を使って冠動脈を映し出します。正常であれば図2のように、狭窄があれば図3のように映し出されます。

図2. 正常冠動脈

図3. 冠動脈狭窄

当院では心臓カテーテル検査・治療は可能な限り僥骨動脈(手首)からのアプローチで行っています。患者様の苦痛も少なく検査後はすぐに歩行が可能です。診断カテーテル検査で狭窄病変があれば引き続き同時に治療を行うようにしています。 ただし、慢性完全閉塞などの複雑な病変は、診断カテーテル検査と別日に治療の予定を組んでいます。治療はステントとバルーンが中心になります(図4)。ほぼ全例で血管内超音波検査(IVUS)を行い、血管の状態を多方面から評価し治療しています(図5)。ステントの治療の場合に従来型ステントでは再狭窄率が20%以上と高率でしたが、再狭窄を予防する薬剤が含まれている薬剤溶出性ステントを使用し、再狭窄率は数%程度に減少しています。

図4. バルーンおよびステント治療

図5. 血管内超音波(IVUS)

心臓カテーテルシネ装置は新しいフィリップスバイプレーンが導入されています。これまでは1方向からの透視でしたが、2方向から同時に透視することで、より複雑な病変の治療が可能になりました。また、同時に撮影することで造影剤の減量ができ、従来の1/2から2/3の使用量で検査可能です。これにより腎機能の低下した患者様にも適応が広がりました。さらに被爆も新装置では低減され、従来の1/2から2/3程度の放射線量で検査と治療が出来ます。

図6. フィリップスバオプレーン心臓カテーテル装置

虚血性心疾患の検査は、心臓カテーテル検査が中心となりますが、心臓CTの導入により、外来でも十分評価することが可能となりました。2019年には320列の最新のキヤノンメディカルシステムズ社製Aquilion ONEが導入されました。320列CTは、1心拍で心臓を撮影できるため、撮影時間は数秒と非常に短時間で撮影できます。これまで不整脈などで撮影が困難であった患者様の冠動脈も従来と比較してより鮮明に撮影することが可能となりました。当院でも年間250例の心臓CTを施行しております。

図7. 320列CT装置

心不全

心臓は全身の臓器へと血液を送り出すポンプの役割をしています。さまざまな原因で心臓がポンプ機能を十分果たせなくなった結果、体に症状が現れた状態を心不全といいます。心臓の機能がゆっくり低下している場合、心臓が大きくなったり、拍動を速くしたりすることで、低下したポンプ力を補う機構(代償機構)が働くため、すぐには症状に現れません。しかし、代償機構も長期間続くと心臓にかえって悪影響を及ぼすようになり、ついには症状が現れてしまうのです。このように、心臓の機能低下が徐々に進行し、症状が長期間続く状態を慢性心不全といいます。一方で、心筋梗塞などが原因で、突然に症状が現れるものは急性心不全といわれています。 慢性心不全は高血圧や心筋梗塞などが原因となるため高齢者で発症しやすく、患者数は増加しています。心筋の病気や弁膜(心臓の血流を仕切る弁)の異常も原因となります。日本の高齢化は著しく、5人に1人が75歳以上になるという2025年問題が目の前に迫っています。甲賀地区も例外ではなく、高齢者の心不全が爆発的に増加することが予想されます。それを見越して2016年心不全学会から高齢者心不全の治療に関するステイトメントが発表されました。高齢者の心不全の特徴としては
1) コモン・ディジーズであり,その絶対数が更に増加してゆく
2) 根治が望めない進行性かつ致死性の悪性疾患である
3) その大半が心疾患以外の併存症を有することである
の,3 点に要約されました。つまり、高齢者心不全はありふれた疾患であると同時に癌のように死に至る悪性病態であると宣言しています。入院を繰り返すことも多く、急性増悪に至らないように、症状の安定しているときからの心不全の管理が重要になります。内服加療のような医療的側面と同様に、患者の生活の場、生活スタイルに軸を置いた介入が必要です。当院では医師だけではなく、心不全認定看護師を含む看護師、管理栄養士、薬剤師、理学療法士等のコメディカルが心不全チームとなり一丸となって対応しております。心不全チームが発足して5年近くになりますが、今では週1回の心不全カンファレンスを中心にチームで心不全入院患者さんに介入しています。また滋賀の心不全チームの研究会にも積極的に参加し、発表や他病院とも交流を深めています。

得意分野と対象疾患

  • 虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)
  • 不整脈
  • 拡張型心筋症や肥大型心筋症
  • 高血圧症
  • 心筋炎
  • 静脈血栓塞栓症
  • 循環器疾患一般

主な治療実績(平成30年度)

  • 心臓カテーテル件数 240件
  • PCI件数 110件
  • ペースメーカー埋め込み件数 20件

特に力を入れている疾患

虚血性心疾患

「脳卒中を含む循環器疾患登録研究」に協力しています

滋賀県地域医療再生計画(三次医療圏)脳卒中診療連携体制整備事業による本学への滋賀脳卒中データセンター設置及び脳卒中登録事業へのご協力へのお願いPDF形式)

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